makito's voice
2017年05月21日
これから

  • パイロットが勝手に行先を変える飛行機のようなものだな。政治家や公務員が、運転操縦を忘れて主義に走り、右へ右へと向かっている。これから911のように何かに突っ込むのだろう。結局いつまで経っても特攻だ。天晴と叫ぶための生贄儀式。
    しかしそれは客が酒を飲み過ぎ、善良な悪気のない市民だと権利を盾に騒ぎ立て、着陸が気に入らなければごねればよいと、協力も監視も忘れた結果でもあるのだろう。パイロットはコミュニケーションベタな何代目かの形ばかりのエリートで、愚か者を冷笑しつつも孤独な冷徹に包まれ理解者がおらず、責任ばかり背負わされ憎悪を亡霊に操られる。小さな事故や犯罪と根は同じ。それを許してきた呑気な痴呆者が、全体を腐らせる。
  • すべてが、あらゆる偏った主義や世界の悪しき動きを浮き上がらせ、修正するためのプローブであることを願うが、日本の中の擁護論に、それらがひとつも見当たらないことは、それがどうにも絶望的なほどの楽観主義であることを浮き上がらせている。

  • 2016年11月16日
    【ドラマー風間勝雄さんのこと】

    いつだったか阿佐ヶ谷のSoul玉Tokyoでのライブが終わって。
    「ドラムいいねぇ!」
    と声をかけてくださったのが、勝雄さんでした。
     
    自作オイル缶ドラムセットを使っていた頃だったか、キッズドラムを店に置くようになった頃だったか...。ニコニコとした酔っ払った顔で、いろいろと自分のドラムのことを言ってくれました。最初は、まぁライブで酔っ払って盛り上がってるオッサン(笑)という感じではありましたが、こっちも酒のんでライブやってるオッサンだし、オッサンがオッサンをわざわざ褒めてくれるのだから、下心などある筈もないわけで、珍しく褒められて嬉しいなぁという感じでした。
     
    その後も、ライブの時に「やっぱりいいねぇ!」と声をかけていただいたのですが、昨年の10/24に「これ使ってみてよ」とスネアを持ってきてくれました。ケースから出てきたのはグレッチ。ラウンドバッジのビンテージもの、とはいえ実のところ、キッズドラムのセットに組み込むにはマジ過ぎるスネアでした。自分で持ち込む12〜13インチの薄いスネアの時でも、結構ミュートしたりするのですが、「このスネアの音、山村君が叩いてるのを外から聞いてみたいんだよね。」そう言われてしまったからには、なるべくオープンな状況で鳴らした方が良いだろうなと思いました。
     
    スネアだけがマジサウンドだったこと、そしてあまり使っていなかったのか、堅く尖った感じがしていたので、演奏は結構バランスを取るのが手強かった憶えがあります。とはいえ、曲を追う毎に段々慣れてきて、そして勝雄さんが楽しそうに見ていてくれたので、なるほどこのスネアはこういう感じか〜と探らせていただきました。
     
    「俺のスネアいい音だなぁ!どう?これ?」
    「さすがはグレッチですね〜。しかも古いんですよねきっと?」
    「これさぁ、山村君持ってく?」
     
    いやいやいや、酔った勢いとはいえ、大事なスネアをひょいとお借りするわけにはいきませぬ。勝雄さんがもっとガンガン使ったほうが良いですよと言うと。
     
    「うーん。そうかなぁ。うん、でも今日はこれが良い音だってわかって嬉しかった!」
     
    とおっしゃっていました。確か、ストレイナーが調子があまり良くないんだよなーとも言っていて、修理できるのかなーとか。ちょうどその頃自分は某ヴィンテージパーツ収集家なFさんから譲り受けたシェルやらなんやらを使ってミニキットみたいなものを組んでいて、数台まとめてスタジオに集まってみんなで叩いたりしるのをFaceBookに載せていたのですが、勝雄さんはそれを見て「なんかああいうのを再生したりしてるの?あんな風にドラマーで集まるのとか、楽しそうだよね。それならさ俺のところにあるロジャースのセット、もらってくれないかなぁ。で、なんか使ってくれたらすごく嬉しんだけど」みたいな話しに。
     
    そこから少しやりとりがあって、勝雄さんに私の行動をできるだけ正確に伝えるべく、別に商売的にやっていることでもなく、出来る範囲で、たまたま縁があって自分のところに来たものを組み合わせたりしてるということ、セットならば、預かってメンテしてみんなで試させていただくということで、永久貸与みたいにさせてくださいと伝えると、昨年11月に西新井リズケンのスタジオまで、車でセットを持ってきてくれました。白いロジャースのセットで、20,13,16でした。ファイバーケース、タムホルダー、フットペダルもあって。例のスネアは貴重なので遠慮(もちろんこのロジャースも貴重ですが)。まぁ、しばらくほおって置かれていた楽器という感じでした。その時に初めて、勝雄さんとドラムの話をあれこれしました。結果的にはあれが最初で最後になってしまいましたが。そして、あのスネアを持ってきた日、勝雄さんはかなり酔っ払って帰宅し、翌朝になって「スネアがない!」と慌てたそうです。で、聞いてみたらお店に忘れて帰っていったとか(笑)
     
    その後、ロジャースのセットは時間のあるときに清掃、サビ取りやカバリングの汚れ落とし、ヘッドの張替えなど少しずつ行っていきました。そして5月頃にドラマー仲間と試して、ちょうどそこに居た、自宅をスタジオにしているO君に預けて少し叩いてもらうことに。ちなみにこのO君は、タイコは鳴らさないと気がすまないという性格なので、エージングというか馴染ませるには持って来いの人材です(笑)
     
    夏になると、私は某公園で野外でドラムを叩くことにハマり、なんとなくそこで人が集まるようにもなってきて、これなら勝雄さんも楽しんでもらえるんじゃないか、と。そして気がつけばもう年末が見え始める今日この頃。いよいよ忘年会か新年会も絡めて、ドラマー飲み会、運べるドラムセット研究会のオフ会など、そんなのも良いなと。
     
    そんなときに、Soul玉TokyoのYさんからのメールでした。
     
    急転直下。
     
    おそらく誰しもが訳もわからない状況だったと思われます。私は、周囲の方の協力により、お別れに行くことはでき、お顔も見ることができました。勝雄さんが普段どんなスティックを使っていたのかはわかりませんでしたが、自分が今一番気に入っていたスティックのペアを置いてきました。
     
    勝雄さん、お預かりしたロジャースの復活をお見せ出来できませんでした。
     
    自分の行動が遅すぎました。
     
    まだ時間があるだろう、呼ぶにはまだもっと良い機会があるだろう、そんなことが言い訳になっていたかもしれません。もっと、経過の報告や写真もお送りしておけばよかった。なにより、先週はO君がロジャースを持ってきてくれていました。なぜ自分は一本のメールもできなかったのか。何もかも自分がノロマすぎました。
     
    訃報を聞いた翌日、ドラムを叩いていたら雨が降ってきました。涙の雨でしょうか。
     
    今度、晴れた日にまたあのロジャースをセットしますので、叩きに来てください。
    あの場所なら空からでも見つけやすいでしょう?
    音もきっとよく飛ぶから聞こえますよね?
     
    そして、また俺のドラムについて、何か言ってください。
    あんなに真面目な目で、自分のドラムについて話してくれた人がどれほどいたか。
    酔っ払った勢いでも、嬉しかったです。
     
    勝雄さん、遅くなって申し訳ありませんでした。
    そして、本当にありがとうございました。
     
    来世は、一緒にドラム叩いてやってください。


    2016年07月15日
    7月

  • 気がつけば7月。ツイッターやフェイスブックに書くようになって、この日記も手薄になってしまっている。

  • 日本はどこへ向かうのか。数年前のあの時からの嫌な予感が、ひとつひとつ着実に現実になっている。

  • いろいろなサイン。いろいろな伏線。いろいろな直感。いろいろな衝動。すべてを押し殺してきた。そして今に至る。

  • 2016年01月30日
    音楽から学んだこと

  • 音楽から学んだこと
     
    【共感】
    音楽を豊かなものと考える人
    自分で生み出す人
    心を豊かにしたいと考える人
    音楽で人とつながる人
    身体と心を自ら正そうとする人
    地味でも力のある人
    行動にユーモアと品のある人
    美学と哲学を考える人
    謙遜を知る人
    演奏することと生きることが乖離していない人
    音楽が自分を変えるものと考える人
    自分の所業がすなわち自分を作ると考える人
     
    【注意点】
    狭い世界から出ること
    自惚れないこと
    歴史に目を向けずに自己の発想を唯一と思わぬこと
    ジャンルを知らずに多様性やオリジナリティを語らぬこと
    目に見えるもの、自分の感覚だけで判断しないこと
    物事の奥行きを深く見ること
    自分と正反対なウラをオモテに感じられるようになること
    感じ方ひとつで違和感が調和に転じる可能性を知ること
    バリアを張らないこと
    個性を都合にすり替えないこと
    自分が2人いたら喧嘩しない者同志であること

  • 2016年01月04日
    絵のような

  • 正月4日目。料理の見た目が絵のような。

  • 2016年01月02日
    雑煮

  • 今朝も息子が餅を焼く。
    餅は貧乏人に、肉は金持ちに焼かせろと聞いたことがある。
     
    うちの息子はもれなく貧乏人の筈だが、まるで金持ちの焼き肉のように網の上でほおっておくので、もっとひっくり返せと親父にアレコレ言われながら焼いている。そうして雑煮になったとき、焼き方で変わる味について息子は自分で反芻しながら、毎年少しずつ焼き方に変化が見られるようでもあり、何も変わっていないようでもあり。ところで餅がカビてしまわないように冷蔵庫に入れるのは良いことなのだと思うのだが、紙に包んで外に置いてヒビが入って固くなった頃に焼いて出汁にいれると、硬いところと柔らかいところが混ざって、それがまた旨い。まるで琴平にあった宮武のうどんのようでもある。それがまた旨い。ヒビの入った餅を見て、あぁ硬くなっちまったなぁと途方に暮れる感じも、それはそれで慈しみがある。
     
    雑煮は、出汁と餅に、柚子と三つ葉。見えないけれど、鰹節は良いものを。あれこれとおせちを食べて緩んだ口の中に、カズノコの歯応えと雑煮の熱い出汁が心地良い。
     
    お正月。ありがたいなぁ。




  • 2016年01月01日
    謹賀新年

  • あけましておめでとうございます。いつまでも音楽とドラムを楽しめる世の中でありますように。